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2018.7.16

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海外視察研修プログラム、NBSビジネスミッションができるまで

アクセス数: 441

「現場に行って、現物を見て、現実を知る」3限主義に基づいた海外視察を考える。

「日本企業に優れたタイ企業を知ってもらいたい!」そんな思いからスタートした日経ビジネススクール(NBS)アジア主催の海外視察型研修”NBSビジネスミッション”。2017年は、大手財閥企業、食、マーケティング、医療・ヘルスケアの4つのテーマで実施し、訪問企業数は合計25社、参加されたお客様は累計107名に上りました。今回は、日タイ合わせて多くの方々と出会い、多くの学びを得たNBSビジネスミッションについてご紹介します。

なぜ、現場に行って、現物を見て、現実を知るのか?

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NBSビジネスミッションのコンセプトは、「現場に行って、現物を見て、現実を知る」です。まだ、新聞記者もアクセスできていない、日本語媒体には載っていないタイ企業の深層部に、記者目線で飛び込もうというのが狙いです。

海外進出を進める上で重要なことは、”多くの情報源”から”正確”で”最新の情報”を獲得し、”複数の選択肢”を持つことです。自社に都合の良い情報だけではなく、現実の厳しさも知った上で戦略を練ることが大切だと考えています。

パソコンの前にしがみつき、検索をし続けても求める情報は入ってきません。日本語で流れるメディアの情報、GDPなどに代表されるマクロな情報は、現実のほんの一部です。展示会や商談会で出会ったタイ人に「とても良いですね、タイで売れると思います」と言われてタイに進出したが、まったくお客様が付かないと言う話も数多くあります。多くの展示会や商談会のサポートをしてきた私たちですが、そういった場で話されるタイ人のコメントの中には、表層的でその場の雰囲気を崩さないように気を使ったお世辞もたくさんあるのです。

海外進出は決して安い買い物ではありません。必ず自分の目で現場を見て、パートナーとなりうる企業を確かめてほしいと思っています。

タイ人経営者から直接話を聞いてほしい

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今回のミッションで私たちは、「タイ企業のタイ人経営者から直接話を聞く」ということにこだわりました。

タイに来る多くの日本人が、バンコクという大都会を見てビジネスチャンスを感じます。しかし、バンコクはタイの本当に本当に一部の姿でしかありません。そして、世界的に見ても日系企業が多く日本人が多いタイでは、日本人同士で事が進む場合も多く、タイ人の声が届いていないと感じています。しかし、実際タイでビジネスを成功させるには、タイ人の声を聞き、円滑な協業を進めなければ長くは生き残れません。

タイという国の真実や実態、日本とタイの企業が長くお互いの信頼関係を保つために必要なタイ人の価値観や考え方を日本の企業に知ってもらいたい。また、そうした価値観の元でどのような組織運営がされているのか?競争が激化し苦戦をする在タイ日系企業にも役立つヒントが彼らの言葉の中に隠されていると思ったのです。今回のNBSビジネスミッションでお話を伺った25社は、変化の激しいタイにおいて、変化を恐れず最前線で波に乗る25社です。

2017年7月|タイ・メコン地域のビジネス最前線を学ぶ 4日間 - 訪問企業

Charoen Pokphand Group Company Limited(タイ最大財閥コングロマリッド企業 ※CP Group)
Saha Pathana Inter Holding Public Company Limited (大手日用品製造企業 ※Saha Group)
Central Group Company Limited(大手小売企業 ※Central Group)
Siam Commercial Bank Public Company Limited(大手銀行)
JWD InfoLogistics Public Company Limited(物流企業)
Thai Beverage Public Company Limited(ビールブランド”チャーン”製造企業 ※TCC Group)
Bangkok Bank Public Company Limited(大手銀行)

2017年9月|タイの食品ビジネスを”線”で学ぶ 4日間 - 訪問企業

Charoen Pokphand Foods PCL.(大手食肉加工企業)
Betagro PCL.(大手食肉加工企業)
Thai President Foods PCL.(インスタント麺ブランド”MAMA”製造企業)
Blue elephent International Plc.(高級タイ料理店”ブルーエレファント”運営企業)
Singha Corporation Co., Ltd.(ビールブランド”シンハー”製造企業)
Food & Hotel Thailand 2017(展示会にて数社見学)

2017年10月|タイ人の心を掴むマーケティング戦略を学ぶ4日間 - 訪問企業

Better Way(Thailand)Co., Ltd.(化粧品ブランド”ミスティーン”製造企業)
Ichitan Group PCL.(緑茶飲料ブランド”ICHITAN”製造企業)
Index Creative Village PLC.(イベント運営企業)
Wongnai Media Co., Ltd.(グルメサイト”Wongnai”運営企業)
LINK Collaboration Space(シェアスペース等コミュニケーションメディア運営)
パネルディスカッション(グルメブロガー、飲食店経営者)

2017年11月|タイの健康・ヘルスケアビジネスを学ぶ4日間 - 訪問企業

Bangkok Dusit Medical Services PCL.(大手病院グループ)
Thonburi Healthcare Group(大手市立病院)
Medline Co., Ltd.(日薬品製造企業)
Chulalongkorn Memorial Hospital(大学病院)
Modernform Health and Care Co.,Ltd.(病院内装、医療機器の製造販売企業)
Techno Medical Co., Ltd.(医療関連製品の輸入販売企業)

NBSビジネスミッションでは、すべての訪問先に事前に伺い、ミッションの趣旨と目的を説明しています。日本人が知りたいこと、あえて話して欲しい現場の課題や過去の失敗例、もし日本企業と連携をするならば何を求めるのか?事前訪問により構築した人間関係があるからこそ、当日歯に衣着せぬトークを聞くことができるのです。

mediatorの強みを活かしたトータルコーディネート

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mediatorでは、ミッションの企画から企業のアポイントメント取得、事前訪問、当日のロジを含む運営、後日の訪問議事録の作成までトータルでコーディネートを行なっています。当日は、mediator代表のガンタトーンがタイ語から日本語への解説を含めた逐次通訳を担当しています。こうしたビジネスミッションの運営には、mediatorの強みが活かされています。

mediator代表のガンタトーンは、過去に日本の在京タイ王国大使館勤務の際に数多くのアテンドを務めてきました。王室関係者から政府関係者、タイ国内の有識者団体のアテンドや通訳には、念には念を入れた事前準備と当日のスムーズでミスのない運営が求められます。視察後にどのような情報を得ていたいのか?視察のゴールは何なのか?両国のことを考えた視察工程の組み立てが重要です。ミッションの運営は、mediatorのDNAとも言えるでしょう。

“何となく”を”クリア”にし、想像もしていなかった発見がある海外視察へ。mediatorは、皆さんのスタート地点をサポートしています。