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2015.10.5

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メディエーター×コーディネーター 事業者様ファイルNo.1ー山田達人(酒問屋)―

アクセス数: 2226

「メディエーター×コーディネーター」とは・・?

 メディエーターが実際にコーディネーターとしてタイの販路開拓支援事業を行った事業者さまへのアンケートを通じて、「なぜタイで事業展開しようと考えたのか」、「その想いに対して株式会社メディエーターに何ができるのか」を紹介するコンテンツ。不定期更新。

20150919YAMADA屋店舗にて山田④

事業者様ファイルNo.1山田屋代表 山田達人さん
「酒造者の想いを消費者に届けたい―流人の生んだ文化、島焼酎が時を超えて今、島を渡る―」

1、山田さんのプロフィールをお聞かせください。

東京都八丈島出身、昭和41年5月13日生まれ。
東京都立八丈高校卒業後、東京商科学院専門学校を卒業。
アサヒビール(株)営業部に3年間勤めた後に有限会社山田屋の跡取りとなり現在に到る。
ワインアドバイザー・焼酎アドバイザーの資格を保有。
※有限会社山田屋は前身の山田耕司商店から数えて創業61年目。平成9年に法人化をして現在のスタイル(業務用酒販売店+小売店舗併設)になる。

座右の銘 「先人の方々のご恩を、地域の子供たちへ」

20150509セントラルスポーツ様とサイクリングツアーコラボ企画

2、山田さんにとって島焼酎とは何でしょうか?

「人と人、地域と地域を繋げる大切な飲み物」

YAMADAYA男子会BBQ

 少し余談になりますが、沖縄の泡盛の起源はタイ(当時のシャム)という一説があります。また、江戸時代、非公式とはいえ、琉球と薩摩が密貿易をしていたと言われています。薩摩から船で木場(現在の新木場周辺)へと舶来品を運搬して江戸へ販売していたところ、好ましく思わなかった木場の問屋が幕府へ密告し、彼らを島流しにしました。その流刑地こそが八丈島です。 「なぜこれだけ酒造りに適した薩摩芋があるのに酒を造らないのか」。そう思い薩摩の酒造手法を導入したのが島焼酎の始まりとされています。 つまり、島焼酎は流人の賜物。
「タイ(シャム)→琉球→鹿児島→八丈島焼酎の流れがあり、八丈島焼酎のルーツはタイである」。タイから人から人へ伝わり、終着点が八丈島。そんな歴史的つながりがタイに対して特別な感情を抱かせているのかもしれません。

3、今の仕事をしていてよかったと思うことや瞬間はありますか?

 お客様から戴いた「美味しかった!」という喜びの声を、生産者に伝えて喜んでもらった瞬間ですね。

 私たち問屋の使命は「酒造者の想い」を消費者にきちんと伝えること。「酒造者の想い」は「美味しいお酒を皆さんに飲んでいただきたい」というただその一心。

20150919坂下酒造様とタンク横にて

 だからこそ問屋はただ単にお酒を売るだけではいけない。商品が生まれた背景や環境も含めてきちんと生産者に伝える義務があります。酒造者さんが原材料を加工して酒を造るのであれば、私たち問屋はその想いを加工してきちんと消費者に伝える。その想いが伝わり、お客様に喜びの声をいただき、その声を生産者に伝えて共に喜びを分かち合う。最高だと思いませんか?

4、タイ進出をしようと考えたきっかけは何でしょうか?

 所属する地元NPOで、2013年11月経済産業省「JAPANブランド育成支援事業」を企画したときに渡タイし、タイの経済発展の力の勢いを目の当たりにしたのがきっかけです。タイの国民の皆さんの情熱と温かい心に胸を打たれました。

「とにかくタイに八丈島の元気を届けたい」

2013年11月しゃかりき432にて

2013年に初めてタイを訪れた際の動機です。太鼓の鼓動は心臓の鼓動。最初に訪れた目的は八丈島の存在を認知してもらうこと。まずは太鼓を叩くイベントをタイの日本人が経営する数カ所の居酒屋で開催しました。そのときも株式会社メディエーターさんには大変お世話になりました。

※経済産業省「JAPANブランド育成支援事業」・・「日本の魅力」を発信するクールジャパン推進事業の一つ。日本のよいものをアウトバウンドさせようという事業

5、株式会社メディエーターとの出会いのきっかけは何でしょうか?

20150610トン横②

 上記の事業を行った際に、お付き合いしている中小企業診断士の先生にガンタトーンさんをご紹介して頂き、現地タイでコーディネートして頂いたのがきっかけです。心から信頼している先生が紹介する方ならば「間違いない」という確信をもちながら、ガンタトーンさんにお会いしました。熱い想いを共有できる最高のパートナーに出会えましたね。ご縁に感謝です。

6、今回、タイでFood & Hotelに参加しようと考えた理由は何でしょうか?

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「自分の商売は後、まずはお客様にお酒を飲んでもらうこと」。これが私の職業上の信念です。だからこそ、全種類の酒を試飲できるという今回の出展形態は自身の信念と合致したことがまず挙げられます。

 2013年にタイを訪れた目的は八丈島の存在を認知していただくというものでしたが、前回と今回ではその認識が違います。今回は「東京諸島の焼酎の魅力をタイの方々にきちんと伝える段階に来たという認識」。つまり、私が商談を通じて酒造業者さまの製品の販売先、輸入代理店を決める時期に差し掛かったという認識に変化しておりました。そんな想いから商談実績の高い今回の展示会への出展を決めました。

山田さんが出展された展示会(Food & Hotel Thailand)の記事はこちら

7、今回タイで食品見本市に出展した感想を率直にお聞かせください。

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 前評判では焼酎の評判はあまりよくなかったんです。タイの古酒(ラオカオ)に味が近いと言われ「酔っぱらいが飲む酒」のイメージが重なってしまうという懸念がありました。それでも、実際に試飲していただいて、たくさんのタイの方々に興味を抱いていただけた。とはいえ、まずは島焼酎そのものの味を楽しんでもらうというよりは、飲み方を提案していく段階にあります。果実酒の「八丈ぱっしょんふるーつ梅酒」はタイのバイヤーの間でも人気があり、商談先を選べる段階に到達できました。

8、メディエーターのサポートはいかがでしたか?

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 タイ現地では、商品紹介をタイ語でお客様へ詳細に案内して頂いたり、夜の飲食店の販促活動を支援して頂いたり、現地へ入る前にも、電話での打ち合わせで熱心に相談に乗って頂きました。非常に助かりました。

 展示会本番でもタイの方々に生産者の想いを伝える手伝いをしてくれましたし、商談のサポートもしていただき本当に感謝しております。メガバンナー(バンコク郊外の大規模商業施設)に案内してくれたこと、インポーターであるバッカスさんとの仲を取り持っていただいたことも感謝しております。

9、今後、海外(タイ以外でも構いません)で挑戦してみたいことはありますか?

 フランス、イタリアといった欧州諸国に島焼酎の魅力を伝えていきたいです。とはいえ、僕が今すぐ欧州諸国に直接行くのではなく、先ずはタイ語でファランと呼ばれるタイに住む欧州の方々に対して島焼酎をアピールしていきたい。間接的に島焼酎が欧州にも広まってくれればいいと思っています。

不思議なことに海外展開を考えたときにタイが中心にある。きっといいご縁に恵まれたお陰でしょうね。

 あとは観光庁とのやり取りの延長の話になりますが、島の子供たちに何かをしてあげたい。今、思案しているのがタイと八丈島の子供たちを交換留学させることです。少しでもお互いの若い世代にとって思い出に残るいい経験を積んでもらえればと思い提案しました。

東京羽村市×八丈の子供達エコ教室で災害時リチウム電池の説明

 先を生きた人々からたくさんのご恩をいただいたからこそ、たくさんの恩返しをしたい。「次の世代に向けて恩を返す」、そういう選択肢があってもいいのではないでしょうか。

 先祖への感謝と子孫への恩返しが「人と人、地域と地域を結ぶ原動力」になる。今後も感謝の気持ちを忘れずに、「感謝や想いを最優先することが、地域産業の活性化」という信条を大事にして精進していきたいです。

【山田達人さんにはメディエーターのパッケージサービス(「見る」)をご利用いただきました】

<山田達人さんが代表を務める山田屋さんの情報>

2014年12月スタッフ全員と

山田達人さんが代表を務める山田屋では島焼酎を筆頭に、八丈島産の厳選されたパッションフルーツ(国産パッションフルーツのなかでも最上級のパッションフルーツ)を使用した「ぱっしょんふるーつ梅酒」など、亜熱帯地域(島次第では温帯、熱帯に属します)の東京諸島ならではの素材にこだわった商品を多数取り扱っております。

〒100-1511 東京都八丈島八丈町三根1952—1
東京諸島本格焼酎・自然派ワイン専門店 有限会社 山田屋 TEL 04996-2-1161 FAX 04996-2-3089
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