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2015.9.15

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和酒の魅力をタイへ!日本が誇る酒造のチカラとこだわりの酒がバンコクに集結!

アクセス数: 2047

今回はメディエーターの販路開拓事業支援サポート事例をご紹介いたします。まず、まえおきとしてタイで開催されている食品国際見本市の話をしておかなくてはなりません。

まえおき

タイで毎年開催されている大規模な食品国際見本市は以下の2つ。

THAIFEX(例年5月下旬に開催)

タイフェックス写真

Food & Hotel Thailand(例年9月上旬または中旬に開催)

イベント入り口

2015年はTHAIFEXが5月20日(水)〜24日(日)までの5日間、Food & Hotel Thailandは9月2日(水)〜5日(土)の4日間の日程で開催されました。今回は上記の二大イベントの1つ、Food & Hotel Thailandでの販路開拓事業支援サポートの事例をご紹介いたします。

イベントテープカット

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Food & Hotel Thailandでの全国商工会連合会(以下全国連)さまの販路開拓事業支援サポート

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展示ブースの主催者は全国連さま

アジア圏チャレンジ2015〜バンコク〜プロジェクトの一環として今回展示会に出展されました。

出展のコンセプトは「DISCOVER JAPAN(和酒の魅力をタイへ!)」

展示した和酒は日本全国選りすぐりの65酒造125銘酒(日本酒43、焼酎39、果実酒43アイテム)。

その全てのお酒を試飲できるという酒好きでなくとも睡唾のイベントです。

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会場 国際展示場(BITEC)

 
20150902_001bitec正面

総面積:1万5000平米

出展者:287社/21カ国

来場者:2万6550人/51カ国(2014年度Food & Hotel Thailandの実績)

    国内バイヤー:2万5,620人

    海外バイヤー:930人

 
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※BTSバンナー駅から徒歩約7分で歩く歩道が設備されており、郊外にある展示場に比べてアクセスがしやすいのが特徴です。

今回、全国連さまの出展意図は・・

「大手ではなく中小企業と呼ばれる酒蔵(事業者様)に東南アジア(今回はタイ)市場への参入の販路を提供すること」。

最優先事項として「参加していただいた事業者様の商談先および輸入代理店の確保」

それに準じた目的として

「和酒の知名度の向上」

「試飲により、タイ人バイヤー及び日本人飲食店関係者の反応を確認」という目的があります。

・今回メディエーターが手がけた仕事

メディエーターが実際に携わった仕事は販路開拓支援事業のステップ1「情報収集」2「マッチング」そして6「販売促進活動」にあたります。

ステップ1「情報収集」

山田さんとガンさん

まずはバンコク市内における和酒の流通事情に関する情報提供。

日本に出張してのブリーフィング、バンコク市内の視察も行いました。

ステップ2「マッチング」

1、ブース設営・展示準備

展示会場写真

ブース右から見た

・全国商工会連合会ブース詳細

出展数:65社125アイテム

面積 :48平米

ブースの補足情報:メインホールに位置し、展示会場の正面入り口にも近い。周囲には人気の日本食材やワインなどのブースが立ち並び、事前に連絡通知したバイヤーだけでなく、ウォークインの来場者の取込みにも期待が出来る。

・商談サポート

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事業者様とバイヤーの間に入って通訳を行うことで商談をサポート。

シート書き込み

通訳に加えて、事前に準備された商談・商品評価シートの記入を促す役割も担います。味、価格だけでなくデザインに渡るまで多岐にわたる評価を出展ブランドごとに事業者と共有できるシートになっております。

ステップ6「販売促進活動」

・商品説明および酒類説明POP、会場配布用リーフレットの製作

和酒の魅力を リーフレット

・試飲サービスの提供

接客ジャーン

接客グルアイ

展示ブースの売りでもある全種類の和酒の試飲サービス。実際に接客を行う業務もメディエーターのスタッフが担いました。

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単に試飲を奨めるだけではなく、蔵元(事業者様)を通じて商品の特徴を知り、より深く和酒の魅力を伝えるために最善を尽くしました。

・取材への対応

エイさん取材

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アジア経済ビジネスの専門誌NNA(共同通信傘下)さんの取材、地元テレビの取材にも対応いたしました。

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事業者様が取材に答える一幕も。

事業者様たちの声

バンコク市内で酒流通に携わるSCSトレーディングの中澤様

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 「バンコク市内で日本酒の人気は勢いを増してますね。日本酒の名前に「日本」という国名が含まれているという点に加え、SAKE(サケ)という愛称の相乗効果もあるのかもしれません。タイ人にとってSAKE(サケ)といったら日本酒。
 そういう意味で、日本酒は一つのブランド酒としての地位をバンコクで確立しつつあります。ただ、味が美味しくて購入されているのかと問われると疑問が残ります。試飲を通じて日本酒の「美味さ」を知っていただければ幸いです。」

八丈島酒問屋の山田屋様

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 「展示会に出展する以前からタイで焼酎を販売することの難しさは聞いておりました。一つの要因として、焼酎の味はタイの古酒(ラオカオ)に近く、古酒の価格が安いので比較的に高価な焼酎をタイ人に浸透させていくには時間と根気がいるということです。飲み方も含めてまずは焼酎という酒の存在を認知してもらう事から地道に活動する必要がありそうです。 とは言え、イベントを通じて焼酎に興味を抱いてくれた方もたくさんいらっしゃいましたし、思った以上に焼酎に関心を抱いていただいていることがわかり嬉しいというのが本音ですね。酒問屋の使命は酒造者の想いを消費者に届ける事。その使命を全うするためにも今後、より細やかな販売促進活動を心がけていければと思います。」

和歌山県のプロム食品様

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「果実酒とりわけ梅酒の人気はタイで相当に高いと感じました。人気の理由として、『チョーヤの梅酒』さんがタイで人気を博していることもあります。なにより、甘いお酒を好むタイ人の嗜好に梅酒が合っているということもこの展示会の全酒試飲という展示形態を通じて実感することができました。 しかし、価格面でダメ出しをされることも。日本酒が高級酒というブランドである限り、価格に関してはある程度融通がきくかもしれません。梅酒を特定の階級だけではなくタイ人一般に好まれる酒にしたいと考えるなら、価格が大きな障壁になる可能性は大きいですね。今後、他の酒との差別化をどのようにタイ人に印象づけていくかがカギになりそうです。」

商談成果

・バイヤー情報獲得 213件
・商談件数     482件

お爺ちゃん 学生

日本人のレストラン経営者の方の来場は言うまでもなく、タイの学生からタイのお年寄りまで老若男女が和酒を実際に口にして、その魅力に興味をもってくれました。国際見本市の名にふさわしく国境だけでなく世代をも超えた和酒のように深みのある展示会になったのではないでしょうか。

既に国際見本市Food & Hotelは2016年の日程(Food & Hotelのホームページはこちら)も公開しております。
出展してみたい、興味があるという方がいらっしゃいましたら、株式会社メディエーターまでお問い合わせくださいませ。